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7月19日更新 『ブラッセリーの逸本〜クレレット ディ編』

ボンジュール★湯座です!

7月も下旬に差し掛かるにあたり、お子様たちはもうじき夏休みですね!
みなさんは夏の連休のご予定はお決まりでしょうか?

ブラッセリーは年中無休のため、みんな交代でお休みをいただいております。
連休も羨ましいのですが、連休なんていただいたらお金(飲み代)がいくらあって足りないので、
お休みは一日で丁度いいのかもしれません。笑

そんな私もまだワイン歴2年弱。
「ワインなんてお金持ちの飲む飲物」
「ワインはあんまり美味しくないし、すぐ酔っぱらってしまう」
・・・そんな風に思っていた私ですが、お仕事でこのワインに出会いました。
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グランドコリーヌ(大岡弘武さん)の『クレレットディ'07』

ライチや洋梨などのフルーティな香り。
こういう甘い香りって香水みたいで女の子は大好きですよね!
ジュースみたいな飲口でアルコールも弱くて、カクテルしか飲めないコでも安心です。
みんなが大好きな味♪

でも、大岡さんのワインでも、このワインは特別なんですよね〜

よく大岡さんのワインを飲まれる方ならわかると思うのですが、
大岡さんの他のワインは赤も白も酵母の独特の香りがあります。
でもこのワインにはそういった香りは一切ありません。

なぜか?

大岡さんのこのワインだけは、フィルターをかけているからです。
大岡さんは「普段ワインを飲まない方にも美味しく飲んでいただけるワインを造りたい。
このワインを裾野に自然派ワインを飲んでいただきたい」
という気持ちからこのワインを造っているようです。
なので、個性的な要素を消した造り方をしているそうですよ。

考えてみたら、大岡さんはルカノンなどのいわゆる『ビオワイン』を中心に造られていますが、
そうじゃないワインもこんな風に造れてしまうということです。

天才ですね〜

おそらくクレレットディは大岡さんが造ろうと思った味わいを造れたのでしょうし、
持っているテクニックを使えば、ワインの状態を操作することも可能なのでしょう。
でも、大岡さんの主なラインナップのワインはそれをほとんどしていません。
天然酵母が思うようにならず、セパージュを変えざるをえなかった年もあります。
それでもそういう造り方を続けるのは、大岡さん自身がやっぱりそういう味わいが好きで、
そういう醸造が面白いからなんでしょうね!
そう考えると、ヴァンナチュールを造ることがいかに難しいのかということがわかります。。


あ・・・すみません、マニアックに語りすぎてしまいました苦笑

まあ私が何が言いたいかと言いますと、
「美味しいワインは最高で、大岡さんも最高だ!」ということです★

ビオワインが好きではないかたも、
普段ワインを飲まない方でも、ぜひ飲んでくださいね!
クレレットディはブラッセリーのセラーにはいつでもございますよ!

では後ほどお店で。
サリュー★

湯座
by brasserienote | 2012-07-19 16:13